長野県の北部にある「野沢温泉」は天然かけ流しの温泉と大きなゲレンデが楽しめる、お気に入りの場所です。今回は温泉とスキー場を1泊2日で満喫できるモデルコースをご紹介しますね。
筆者おゆきまるは、野沢温泉リピーターで数えられないくらい通っていて、とても詳しいです。初めて行く方が困らないように、エリアの説明を詳しく説明しますね。
スキー・スノボ初心者に伝えたい野沢温泉のエリア説明
野沢温泉スキー場は、温泉街から徒歩ですぐに行けるゲレンデですが、多くの宿からアクセスしやすい右手の「柄沢ゲレンデ」や、中央の「長坂ゲレンデ」は「少し滑ることができる初心者」向けなんです。キッズパークやエスカレーターがあり、デビューする幼児に向くのは「日影ゲレンデ」。野沢といってもとても広いので、宿泊する場所は検討した方がいいです。バスが通っていますが、移動がとても大変ですし。小さいお子様でキッズルームやキッズパーク（滑り台など）がメインの場合は、遊ロード付近の、日影ゲレンデへのアクセスがよいエリアに泊まることをおすすめします。
少し滑れる場合は、柄沢や長坂のリフトを回すこがと可能です。柄沢付近は宿泊施設が安めで数も多く、泊まりやすいです。
中級くらいになってくると、長坂ゴンドラや日影ゴンドラで上がった上ノ平～パラダイスがおすすめ。パラダイスは幅が広くリフトも比較的空いていて、レストハウスも多く混雑しないところが気に入っています。息子っちは2歳からスノーボーダー、現在小5なので大人扱いで連れまわします。
幼児連れ、超初心者でスノーパークやキッズルームが必要な方は日影ゲレンデへGO！
行き方1：近くに宿泊して遊ロードを使う
行き方2：長坂ゲレンデから「ナスキー号」に乗る
詳しくは公式サイトをご覧ください。
https://nozawaski.com/winter/facilities/takuji/
柄沢→長坂ゴンドラ→パラダイス→やまびこ
朝4時に東京を出発し、8時半ごろ到着して仮眠、10時ごろから滑り始めました。そのころは長坂ゴンドラも空いてて快適です。連休になると大変混みあうのですが、普通の土日だからか思ったより空いている！！
柄沢ゲレンデ付近に宿泊していたので、1日目も2日目も同じようなコースで滑りました。柄沢ゲレンデから、長坂ゴンドラへ、ゴンドラで上ノ平に上がって、やまびこやパラダイス。息子っちはパラダイスゲレンデが大好きです。
パラダイス中腹の山小屋で昼食。おゆきまるは絶賛ダイエット中なのでお蕎麦。息子っちはガッツリかつ丼です。
食後は山頂リフトのやまびこへ。まだパウダー（新雪）も残っていてもフカフカでした。
野沢温泉は山頂付近と、下の方で結構天気が違うんですよ。上ノ平あたりから曇ったり雪が多くなります。
山頂リフトのやまびこはかなり寒いですが、日影あたりは暑い…みたいなこともあるので、リュックを持ち歩き、インナーにフリースを着用しておくと調節できて快適ですよ～。
午後は早めに温泉街へ下りて散策
午後は15時くらいに宿にチェックインしてすぐ温泉街散策へ。野沢温泉は13ヶ所も無料の公衆浴場があり、自由に入れます。シャワーがないので、宿のお風呂で体を洗ってから出発することがおすすめです。
お土産屋さんや地酒の試飲、飲食店などが立ち並び、とても楽しいです。中でもおすすめは源泉のある「麻釜（おがま）」付近。
すごく雰囲気あるでしょう？
温泉卵を売っているお店があって、店内で食べることができるんですが、めちゃくちゃ美味しいんですよ。何個もお代わりできちゃうくらいです。毎年店主のおじさまがたくさんおしゃべりしてくれるので、楽しみの一つになっています。最近YouTubeで紹介されたらしく、それを見て来てくれる人もいるそうです。まつみや商店さんです。ぜひ足を運んでみてください。
おやつを食べたら温泉へ
腹ごしらえが終わったら温泉へ。13ヶ所の中でも温泉の色が濃いのが「瀧の湯」と「真湯」です。瀧の湯は緑色、真湯は白濁しています。場所によって微妙に泉質が変化するのも野沢の楽しいところ。建物の雰囲気がいいのは「大湯」。温泉街の中心に位置しています。写真は瀧の湯と大湯です。
無料で入れますが、私はお賽銭を100円入れて入浴するようにしています。湯守りの方が清掃などをボランティアで行ってくださっています。みなさんも寄付をよろしくお願いします。
今回は行けなかったんですが、「野沢温泉スパリーナ」もおすすめです。水着で入れる温泉エリアもあり、お子さまは大喜びですよ！
こんな風に、温泉もスノーも大好きという方にはうってつけの場所なんです。次は2泊3日で来たいなぁ…。みなさんもぜひ広いゲレンデと温泉めぐりを楽しんでくださいね。
